手洗いで風邪予防!正しい手洗いとは?

手洗いで風邪予防!正しい手洗いとは?


寒い季節になると、さまざまなウイルスによる感染症が流行します。
感染経路として最も多いのが、人の手からによるものです。
しっかりと手洗いをして、風邪知らずの冬を過ごしたいですよね。
そこで今回は正しい手洗いの方法を紹介します。

 


 

石鹸はしっかりと泡立てて!

 石鹸はしっかりと泡立てて!


石鹸を泡立てることで泡の表面積が増え、効率的に汚れを落とす効果が期待できます。
まずは石鹸をしっかりと泡立て、濃密な泡を作ってから手洗いを始めましょう。
密度の濃い泡を作るメリットは、汚れを良く落とすことだけではありません。
泡が少ないと、肌をゴシゴシとこすってしまうことになり、肌にダメージを与えてしまいます。
特に寒い季節はウイルスの感染を気にして手を洗う回数が増えるという人も多いでしょう。
なるべく肌へのダメージを減らし、手肌をいたわる意味でもしっかり泡立てることが大切です。

 


 

手を洗う順番は?

 

急いでいると、ついチャッチャッと短時間で済ましてしまいがちです。
これではウイルスが落としきれず、残ったウイルスが増殖してしまうかもしれません。
手を洗うときは次のような手順で行うとよいでしょう。

 

  1. まず流水で20秒ほど手をこすりながらしっかりと洗い流します。
  2. 石鹸やハンドソープを手に取り、しっかりと泡立てましょう。
  3. 十分に泡立ったら、手のひらや甲、指の間隅々まで泡を行き届かせます。
  4. こすって洗う際は、手のひらと指の間を洗い、次に手の甲を洗います。
  5. 手の甲まで洗ったら次は手の甲の方から指をからませるようにして、指の間ももう一度洗います。
    親指は意外と見落としがちなため、しっかりと親指も洗いましょう。
  6. 次に爪の先もこすります。
    お椀のような形にした手のひらに、反対の爪の先をこするように洗いましょう。
    爪ブラシを使用するとより効果的です。
  7. 最後に手首をつかむようにして洗ったら、流水で十分にすすぎましょう。

 

 


 

タオルは清潔なものを

 

せっかくきれいに洗った手を拭くのに、タオルが汚れていては意味がありません。
手を拭くタオルはいつも清潔なものを用意しておきましょう。
感染性の風邪や胃腸炎が周囲で流行っているようなら、タオルは使用せずにペーパータオルなどを使用してもいいでしょう。
また、家庭内で風邪をひいている人がいる場合は、1日のうちでも数回タオルを交換することをおすすめします。
しっかりと水気を切ったら、アルコール除菌をすることでウイルスの感染拡大を防ぐこともできます。
自分自身が感染しないことはもちろんですが、これ以上広げないという意味でも手洗いの後のアルコール除菌を習慣づけるといいでしょう。

 

 

 

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